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治療方針policy&FAQ

治療方針

方針イメージ

 新生児から思春期まで、お子様の将来を見据えた一貫した診療をおこないます。薬の使用も、症状を無理に押さえ込むのではなく、発達への影響、副作用、耐性菌の防止 などを総合的に考えて処方しております。
 湿疹、喘息などのアレルギー疾患は、長期にわたる事が多く、お子様の状況に応じて最小限で最大の効果が出るような医療を心がけています。
 予防医学として、赤ちゃんからの予防接種にも力を入れています。
 待合は、少しでも快適に待っていただけるように、木製のおもちゃや絵本を揃え、鉄道模型を走らせたり、いろいろ工夫をしております。隔離待合の他、予防接種専用の待合室もあります。

当院の感染対策

院内を頻回にアルコール消毒し、カーテンやシーツは光触媒の抗ウイルス処理をおこなっています。また不本意ながらおもちゃや本を撤去し、来院者にアルコール消毒を徹底して頂いています。
 ご希望の方は車で待って頂き、無線機器でお呼び出しする事もできます。
 感染予防のため、診察・予防接種で来られるお子様の付き添いは、原則1名でお願いいたします。
なお、14日以内に流行地に滞在していた方、及び新型コロナ感染者と濃厚接触歴がある方は、帰国者・接触者相談センター (tel: 0737-64-1291)に電話をして下さい。 

抗生物質の使い方

 感染症は大きく分けて細菌(ばい菌)によるものとウィルスによるものがあります。小児の場合、いわゆる風邪(咳、鼻汁)や咽頭炎(発熱、喉の痛み)などは殆どがウィルスによるものです。一方、抗生物質が効くのは細菌のみで、ウィルスには全く効きません。
つまり小児の殆どの発熱に対して抗生物質は効かず、必要ないのです。
小児科での抗生物質の使い方
 小児科では、不必要な抗生物質は、できるだけ使わないように努めており、使う場合でもむやみに強い抗生物質を使うので無く、体への影響が少なく、かつ有効な抗生物質を使います。
 当院では、ウィルス感染症と診断したら、抗生物質は使いません
抗生物質の不利益の例
○ウィルス感染に使うと効果がない上に、共に戦っている良い菌も殺してしまいます
○不必要に抗生物質を使っていると、耐性菌が出現し、本当に必要な時に効かなくなります
アレルギー反応が出たり、低血糖になる事があります。

念のため抗生物質を出して欲しいと言われる事もありますが、使わないのも子どもさんの為という事をご理解下さい。また子どもの症状は変化が早く、効果があるか、副反応が出ていないか、等を確認する為、小児科では最初から1週間以上出すことは まずありませんのでご了承下さい。

但し、当院で必要と判断して抗生物質を投与している場合は、中途半端に使って薬剤耐性菌を出さないためにも、途中でやめずに、最後まできっちり飲むようにして下さい。

赤ちゃんの食物アレルギー(食物負荷療法について)

 卵やミルクアレルギーがある場合、原因食材を食べさせないのではなく、むしろ赤ちゃんの早い時期から少しずつ食べていくと、アレルギー反応が出ず、食べられるようになるということが分かってきました(経口免疫寛容)。
 当院では安全に実施できるように、クリニックで食物負荷療法をおこなっています。少しずつ増やす事によって、徐々に体が受け付けるようにする治療法です。

卵などを少量から食べさせて、赤ちゃんルームで30分程度経過をみます。
顔が発赤したり呼吸がゼイゼイする等のアレルギー反応が出たらすぐに対応。
異常なければ、その量を毎日ご家庭で続けていただきます。
1週間毎に来院して、医師の指示で毎回量を増やして同様に食べさせます。 
 
卵の場合、全卵1個を目標とし、既に食べられるようになった赤ちゃんが何人もいらっしゃいます。
ご希望の方は受付(0737-52-8666)で予約して下さい。

スギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎の、舌下免疫療

  スギ花粉症ダニアレルギー性鼻炎に対する治療法として、症状をおさえるだけでなく根本的な体質改善を目的としたのが舌下免疫療法です。
舌下免疫療法は健康保険の対象となっている治療法です。
毎朝舌下に錠剤を 1 錠入れて、1 分間待った後飲み込むだけです。

5歳からおこなう事ができます。
治療が長期間(3年程度)に渡りますので、その点をご理解して頂いた上で開始致します。
ご希望の方は受付(0737-52-8666)で予約して下さい。

FAQ よくあるお問い合わせ

診療対象の年齢は?

生まれてすぐの新生児から、中学卒業までが目安ですが、それ以降でも全く問題ありません。また風邪やインフルエンザなどや、予防接種では、お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんもOKです。

診察する病気は?

小児科は子どもを全体的に診る科です。全ての疾患を総合的に診療します。子どもの病気で何科にかかるか迷ったら、まず小児科に来て下さい。診療の上、必要なら適切な病院へ紹介します。
鼻水や湿疹ももちろん小児科の病気です。

他科との違いは?

「子どもは小さな大人ではない」という名言がありますが、小児科は子ども特有の体質も考慮して、治療します。
単に症状を抑えるのではなく、熱性けいれんなどの履歴や、将来のことも考えて、必要最小限の投薬をします。場合によってはお薬を出さないこともあります。
時に小児科の薬は効きが弱いと感じられるかも知れませんが、それは子どもの安全のためとご理解下さい。

病気以外の事は?

予防接種
小児科では病気の治療だけでなく、予防にも力を入れてます。定期接種で公費で受けられるものは全て、その他インフルエンザや、おたふくかぜなどの任意接種(自費)も出来ます。
予防接種に関する疑問は何でもご相談下さい。

育児相談
初めての赤ちゃんの育児などで、悩んだり、周囲の言葉につらい思いをされているお母さんがたも大勢いらっしゃいます。分からないこと、困ったこと等がありましたら、ちょっとしたことでも気楽に相談して下さい。

Hirayama Children's Clinic 赤ちゃんからの
平山こどもクリニック

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和歌山県有田郡有田川町天満305-4
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FAX 0737-52-8670